ジンバランのサンセット

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4日、IHDPの関係者とのランチとIDGECとの打ち合わせを終え、ソバカルとディナーに出かける。
ホテルのデスクで紹介されたジンバランのシーフード・レストランへ。

レストランというより、海の家。
海辺の小屋で新鮮な魚や貝が料理され、柔らかい砂に足が埋もれていくテーブルと椅子で、
サンセットや夜の海を楽しみながら食事をする。

とても素敵、これはもう、まずは食前酒でしょう、というシチュエーションで、
ソバカルがフルーツのミックス・ジュースを注文するので、私もマンゴー・ジュースを。

真珠や貝のアクセサリー売りがひっきりなしにやってくる。
「ハネムーン?」と真珠売り。
ここはバリ島のビーチ、そう思うことでしょう。
「ノー!フレンド」と即答するソバカル。
「ノット ガールフレンド、バット フレンド」とさらに念を押している。

しつこさに負けて、ソバカルが奥様のバスダにピンクの真珠のネックレスを選ぶ間、
夕日は見たことのないようなピンク色に海を染めていき、私は息を止めて見とれた。

大好きな夏の夜の空気に、静かな波の音、キャンドルの灯り、
バンドがテーブルにやってきて、エリック・クリプトンとビートルズを歌う。なんて素敵な夜。

「明日のワークショップ後の講演者とのディナー、ここに変えようか?
サンセットもシーフード料理も、きっと喜ばれるよね」とソバカル。

移動と支払いだけが気になって、いかにも誠実で真面目そうなオーナー料理人に尋ねると、
車を持っている友人に頼んで何台かでホテルに迎えに来られるし、
クレジット・カードの機械はないけれど、こちらも友人に借りてみる、とのこと。

こうして翌日の夕方も20名ほどで、ジンバランの海の家に戻ることになる。

去年の10月の爆発テロはジンバランとクタのシーフード・レストランで起きたと知るのは、
翌日の食事の後、ホテルへの帰り道でした。