201208 鹿児島

最後に霧島ビール

さて、薩摩の旅を満喫して、とうとう帰路に。 最後に鹿児島空港で食べたのは、黒豚ラーメンときびなごのフライ。 そして、霧島ビールも。 「旅行の中で、何が一番おいしかった?」と私。 「芋ビール!かっこ、湯上り。あと、夕食のトロかな~」と夫。 私も芋…

滝まで温泉

帰り道に通りかかった、丸尾滝(まるおのたき)。 温泉が混ざっているので、滝壺が青白いのだとか。 硫黄の匂いがします。 割れ目が並んだように見える岩は、柱状節理といって、 熱い溶岩が冷める時にできたものだそうです。

霧島温泉

霧島ホテルには日帰りで利用できる硫黄谷温泉があり、 趣向を凝らした大浴場はお風呂のアミューズメントパークといった感じ。 このホテルでは、泉源からの湯量は1日1,400万リットルもあるそうで、 なんとも贅沢な源泉かけ流しです。 サウナの隣の水風呂さえ…

竜馬も見上げた杉の木

樹高35メートルのご神木の杉。 樹齢800年だそうです。 大きくて、とても立派。 ガイドブックによると、木の後ろ側に烏帽子をかぶった人影があるのだとか。 どこかしらと見上げていると、 「どなたかいらっしゃいましたよ」と人影を見つける夫。 本当だ、いら…

天孫降臨

売店で見かけた「天孫降臨」の文字。 霧島神宮には迩迩芸命(ニニギノミコト)が祀られています。 「古事記」と「日本書記」には、天照大御神の孫である迩迩芸命が 天照大御神に命じられ、日本の国土を治めるために天降りをした地と 記されているそうです。 …

霧島神宮

霧島神宮は山の中にありました。 大鳥居と高千穂岳。 一の鳥居、 そして、二の鳥居と、 その先に、朱塗りの華麗な本殿が。 欽明天皇の時代(6世紀)に社殿がつくられたのが始まりとされるそうですが、 噴火でたびたび焼失し、現在の社殿は1715年に島津氏によ…

九州自動車道で霧島へ

鹿児島空港を出発するフライトは夜。 半日遊べるので、鹿児島でレンタカーを借りて、霧島に行くことに。 信号待ちをしていると突然現れたのは、やっぱり、 西郷さん。 九州自動車道の緑の中をひたすら走り、 鹿児島中央駅から1時間半近くのドライブで、霧島…

「むじゃき」の白熊

鹿児島中央駅に到着。 駅ビルでお土産を買って、「天文館むじゃき」で楽しみにしていた白熊を。 九州では、練乳をかけたかき氷にフルーツや豆をのせたものを白熊と呼ぶそうですが、 戦後、このお店の創始者が考案したのが始まりだそうです。 Sサイズを選びま…

「なのはな」に乗って

最終日の朝。 6時に砂むし風呂へ。 名残惜しいブーゲンビリアの露天風呂に、 「またくるから、待っててね」 と別れを告げて、朝食を済ませ、チェックアウト。 鹿児島中央駅まで、今度は快速なのはな号で移動です。 この日は車窓にうっすらと桜島が見えました…

2夜目も芋ビール

ホテルに戻ると、まずはお風呂に。 そして、浴衣に着替えて芋ビールと夕食です。 幸せな時間。 先鉢と先椀と、お造り。 前菜にとお寿司。 炊合は黒豚の角煮。 焼物は海老と伊佐木、付け合せに梅酒の寒天。 無花果の蟹餡かけと、 鯛と蟹のしゃぶしゃぶ。 最後…

JR日本最南端の駅

道の駅で知覧茶とさつま揚げのおやつを食べて、 最後に立ち寄ったのは、JR日本最南端の駅、西大山駅です。 畑の中の無人駅で、期待を裏切らないのどかな美しさ。 「JR日本最南端」というからには、他に私鉄の駅があるのかな?と思ったら、 2003年まではれっ…

九州の最南端の地

さらに海岸線を走り、美しい開聞岳を通り過ぎて、 なんともかわいらしい竜宮神社へ。 その名の通り、おとぎ話に出てきそう。 浦島太郎はこの岬から竜宮城へ旅立ったという説もあるそうで、 そういえば、絵本ではこんな砂浜で玉手箱を開けていたような…。 そ…

竜宮城への入り口

火山活動による柔らかい地層と海の浸食作用によってできた、海の池。 この池の中に、なにがあると思いますか? 竜宮城の入り口があると言われているそうです。 ちょっとどきどきします。 次は竜宮神社に向かいます。

伊能忠敬がたたえた景色

海岸線をドライブし、次に、番所鼻(ばんどころはな)自然公園に。 測量の旅の途中の伊能忠敬が、「天下の絶景」とたたえたという景色です。 それにしても、50歳にして測量技術の取得に目覚め、 56歳から全国を巡る旅を始めたという伊能忠敬。 人は何歳から…

釜蓋神社

さて、海沿いまで南下して、まずは釜蓋(かまふた)神社へ。 ユニークな名前ですが、釜の蓋をかぶって参拝すると願いがかなうと言われるそうです。 最近はパワースポットとして人気なのだとか。 奥には希望の岬が。 椅子まで釜の蓋の形です。 開聞岳(かいも…

知覧特攻平和会館で

知覧特攻平和会館には、沖縄戦で特攻出撃し戦死された1036人の 遺書や遺品など、3000点以上が展示されています。 言葉を失います。 ちょうど同じ時間に、制服姿の若い自衛官の団体が見学していました。 20才前後で、写真の中の特攻隊員と同じ年頃の、日焼け…

まずは知覧へ

指宿への旅行を決めた時には、 九州最南端の海辺のドライブと温泉三昧のひたすら楽しい夏休みを 夢見ていた私たちですが、 お隣の知覧に特攻隊の記念館があることを知り、最初に見学することにしました。 ホテルを出て、レンタカーで1時間弱、山道を走り、 …

朝一番の砂むし風呂

2日目の朝、 6時に起きるなり、今回の旅で何より楽しみにしていた砂むし風呂へ。 浴衣だけ身に着けて横たわり、全身に温泉の熱で温められた砂をかけてもらうと、 サウナのように汗が出てきます。 ずっしりとした砂の重みが気持ちいい。 砂むし風呂は300年も…

初めての芋ビール

お風呂の後は、夕食です。 一日目は鯛のコースを。 まずは、芋ビールで乾杯。 パープル、ゴールド、ブラックの3種類がありました。 パープルは紫芋、ゴールドは黄金千貫(こがねせんがん)から作られ、 ブラックは2つのブレンドなのだとか。 初めて飲みまし…

ブーゲンビリアの露天風呂

白水館ではお風呂の歴史を再現したという浴場が楽しみでしたが、 想像以上の豪華さでした。 広々としたスペースに趣向を凝らした6つの内風呂と、 階段を上がって露天に出ると、 2つのお風呂と、江戸時代の蒸し風呂を再現したというかまど型のサウナも。 嬉し…

白水館に泊まりました

南国ムードの指宿駅に到着。 今回の宿は、白水館です。 鹿児島出身の友人にも、「誰に聞いても白水館なら間違いないと言うよ」と 太鼓判を押してもらいましたが、 松林や庭園のある広大な敷地の、趣のある立派なホテルでした。 部屋の窓からは錦江湾と、その…

「指宿のたまて箱(いぶたま)」

鹿児島中央駅から指宿駅まで、1時間弱の「たまて箱」の旅。 車両の海側が白、山側が黒のユニークなツートンカラーです。 浦島太郎がおじいさんになってしまった様子を表しているのだとか。 指宿は浦島太郎伝説の発祥の地なのだそうですね。 (あちこちに「発…

まずは白熊

8月最後の3日間、鹿児島に行ってきました。 羽田空港を飛び立ち、 1時間40分で鹿児島空港に到着。 空港から鹿児島中央駅まで、土砂降りの中を高速バスで約40分。 そして、今回の旅の楽しみのひとつだった「たまて箱」の時間まで、 駅で買った「しろくま」と…