旅するお菓子

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2回目のフランス料理教室、今日の課題は2種類のgateau voyage(ガトー・ボヤージュ)、
カヌレとシュー・ア・ラ・クレームでした。

gateau voyageとは『旅するお菓子』の意味で、お茶菓子の総称だそうです。
シュークリーム(これは日本語?)は大好き。
前回シェフから「次回は見たたこともないシューをやります」と予告があり、とても楽しみにしていました。

が、オーブンの調子が悪いとかで、他のチームのシュー生地は見たこともないほど真っ黒焦げに。

オーブンに入れた自分たちのシューの出来栄えを心配しながらカスタード・クリーム作りが進みましたが、
どういうわけか私たちのチームだけ綺麗な焼き色に仕上がり、膨らみも上々。

真ん丸な焼き立てのシューの裏をナイフで小さくくりぬき、艶やかなカスタード・クリームを絞りいれて、
出来たところを早速試食するKちゃんと私。
「おいしいね~!」

他の黒焦げチームにお裾分けしたので、分け前はひとりひとつに。
2時間かかったシュー・ア・ラ・クレームを2分で食べ終える。

もうひとりのチームメイト(今日が初対面)は、試食せずにホイルに包んで持ち帰る様子。

「ご結婚されてるんですか?」と私。
「はい」
「じゃぁ、ご主人へのお土産になりますね!」
「そうなんです。待ってるので」

子供の頃、母がパン教室やお菓子教室から持ち帰るほんのわずかな試作品が
とても楽しみだったことを思い出しました。

待っている旦那さんはいませんでしたが、6時間後が食べごろというカヌレを3つ持ち帰り、
母と姉にとても好評でした。