新宿の夜

ワークショップ最終日、

すべてのプログラムを終えて、
参加者を見送って、

会場の片づけを済ませて、
宅急便でオフィスに送る荷物をホテルのフロントに預けると、

是非カラオケボックスを体験したいという外国人たちと、
新宿東口で待ち合わせ。

日本が初めてというアメリカ人とオーストラリア人、
そして、タイ人のAと広島に7年住んでいるラオス人のLさんと、
日本人Eちゃんと私。

外国人たちは、

新宿では人の多さに驚き、
ビルのすべての階に飲食店の看板がかかっている様子に驚き、

最初に入った居酒屋では、
「それで注文するの!?Oh, my!!」
と注文用のコンピュータの画面に目を丸くして、

カラオケボックスでは、
「今度はそれで注文するの?電話で注文!?」と大笑い。

東京の夜を多いに楽しんでいる様子。

今回のワークショップ、一時はつくばで開催するか都内でするかと
ボスと悩みましたが、やはり東京を見てもらうべきだな、と思いました。

思えば日本が好きで長くつくばに滞在している外国人ではなく、
「たまたま」初来日した外国人と過ごすのは久しぶりで、
私にとっても、とても新鮮。

何の話をしていた時か、
「ファミリーが…」と私。
「え、何が?」と聞き返すアメリカ人。
「ファミリー」
「…あぁ、オーケー、ファァッムレイか」

普段、日本人英語に慣れてくれている外国人相手に、
気を抜いて英会話している自分を再確認したりして。

久しぶりに楽しくて、ひとり終電の混雑した京急に飛び乗ってからも、
夢を見ていたような心地でした。