ネパールの結婚式

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奥様の弟さんの結婚式のため、2月に3週間ネパールに帰省したボス。
伝統的な結婚式のイベントは、連日、丸一週間続くそうです。

その写真を見せてくれました。

新婦は真赤な薄地のドレスに身を包み、幾重にも重ねて太い束になったビーズのネックレスや
腕を覆う大ぶりなブレスレットがエキゾチックな風貌にマッチしてとても綺麗。

相当裕福な家庭のお嬢さんだそうで、新郎は外科医とのこと。

「パーフェクト・カップルね。どうやって知り合ったの?」
「お見合いだよ。ネパールでは99%が見合い結婚なんだ」

お見合いはいいよ、ネパールでは離婚が少ないんだ、
離婚しそうになっても、周りに協力者がたくさんいるから、
みんなが支えてくれて離婚にならないんだよ、とボス。

集合写真の中央には椅子に座った年配のカップルが。
主役のはずの新婚カップルは他の人たちに紛れて後ろに立っている。

「この真ん中のおふたりは?」ボスに聞くと、
「キングとクィーンだよ」
「うそでしょう?キングが来たの!?」
声を上げるシェイニーと私。

ボスのお父さんはネパールで副大臣を務めた方で相当良い暮らしをしていると聞いていたけれど、
お見合い相手となった奥様のご実家も、新婦のご実家も、かなりの名家なのでしょうね。

そしてもう1枚気になった写真が。
新婚カップルが赤い水の入ったたらいに足を浸し、たくさんの人が周りを取り囲んでいます。

「新婚カップルの足を洗う儀式なんだ。たらいの水をみんなが飲むんだよ」とボス。

今度は目を丸くして顔を見合わせるシェイニーと私。
いろいろな伝統があるものですね。