隣の研究室が「エスコフィエ」でアニルの歓迎ランチをしてくれました。
ランチのメニューはビーフカレーやポークソテー、「洋食屋さん」といった雰囲気でした。
週2回の日本語クラスで「さん」「様」「先生」について習ったというアニル。
「先生」はteacherにも使うし、doctorにも使うし、その他にも、
expertにも使うの、すごく尊敬している相手にも、と説明するシェイニー。
「デイズタウンに行くと『センセイ』って言われるのは?」と真面目顔のアニル。
・・・?
「あぁ、それはwelcomeって言ってるの」とシェイニー。
・・・???
「『っしゃいませ~』とか、『しゃっしぇ~~』とか」
外国人には「センセイ」と聞こえるそうです。
ところで、ネパール人ボスのソバカルと、ネパール人アシスタントのアニルは、
「アニル・ジ」
「ソバカル・サー」
と呼び合っています。
アニルによると、ネパール語の「ジ」と「サー」は日本語の「さん」と同じで、
どちらも同僚や友達に使うけれど、「サー」の方がより敬意を表した呼び方とのこと。
気に入ったシェイニーと私。
「シェイニー、これ貸してくれる?」
「ノー」
「シェイニー・ジ・サー、これ貸してくれる?」
「うん、いいよ。名前の後ろになにか付けてくれないといやなの」
ネパールの職場では、グループ内で一番年が下だったアニルは、
同僚に「ドュハイ」と呼ばれていたとか。
「弟」を意味する言葉だそうです。
アニルが同僚の年上の女性を呼ぶ時は「ディディ」、こちらは「お姉さん」の意味。
「じゃあユカをディディって呼ぼう!」
私より2つ年下のシェイニー。
そんなに年上を強調してくれなくてもいいけれど、
ディディ、響きがかわいいですね。