マングローブとスコール

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「ところで、まだ西表島の写真の整理できないの?」
先週、イギリス人ポールからのメール。

八重山諸島を旅行した話をすると、ずっと西表島に行きたいと思っていたというポール。
写真を見たいと言うので、じゃあ整理して送るね、と言ってからすでに一ヶ月。

「まだなの。ごめん」
「ただ全部送ってくれればいいよ」
「でも整理しなきゃ(水着の写真を除いたりとか)」

雨の週末、やっとPicasaにアップして、キャプションを付けて、彼に送りました。

「bikiniの写真があると思ったのに!
住むのに良いかはわからないけど、休暇を過ごすのには最高だね」とポール。

オフィスのメンバーにも写真を見せると、
「これがユカが説明してた水牛車だね!」とネパール人ボス。

旅行から戻った時に、
「水牛車が印象深かったの。ええと、水牛車っていうのはBuffaloが引くcartで・・・」
悪戦苦闘しながら英語で説明しましたが、百聞は一見にしかず、
早く写真を見せれば良かったです。

「ネパールでは普通に使ってるよ。buffaloじゃなくてcowだけどね」
「うちにもあるよ。1頭ではなくて、cowが2頭で引くんだけど」と実家が大きなfarmを持つアニル。

私たちが憧れた竹富島の赤瓦と石垣、砂の道の風景には、
「ほとんどネパールみたいだよ」とアニル。
「うん、海がないだけで」とボス。

ネパール人にはあまり珍しくもない様子。

それよりも、
「日本のmangroveの90%はこの西表島に分布するそうです」との私のキャプションに、
「What is mangrove?」とカナダ人シェイニー。

初めてその名前を聞いたとか。

さらに「由布島でのsquall」というキャプションには、「What is squall?」。

「スコール知らない?」
「知らない。カナダにはそんなのないもん」

検索してみると、「マングローブ」の語源には諸説あるようですが、
南米の原住民のマングローブを指す言葉「マンガル」に、森を意味する「グローブ」が組み合わされて、
マングローブ」となったとも言われているそうです。