西表島でトレッキング

滞在5日目、この日も天気予報は曇りのち雨でした。

西表島由布島波照間島を巡る1日ツアーに申し込んでいましたが、
朝になって、波照間島行きのフェリーが欠航のため、ツアーは中止との連絡が。

人が住む日本最南端の島、波照間島へは海が荒れる「外海」を通るそうですが、
この季節は船が欠航になることが多いそうです。

残念ですが、西表島由布島をゆっくり見るコースに変更しました。

西表島まで、石垣港からフェリーで40分。
そして、港から浦内川のボート乗り場まで、バスで約1時間。

沖縄県で本島に次ぎ、2番目に大きな面積を持つ西表島ですが、
その9割以上が亜熱帯のジャングルだそうです。バスはひたすら緑の中を走ります。

途中、「写真を撮る方はどうぞ」と速度を落とす運転手さん。
イリオモテヤマネコ注意の看板でした。
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西表島で生まれ育ったという運転手さんですが、イリオモテヤマネコを見たことはないのだとか。

沖縄最大の浦内川で遊覧ボートに乗り、マングローブの広がるジャングルの中を進むと、
軍艦岩(と呼ばれる小さな岩)に到着。
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ここからが、このコースの山場です。
ジャングルの中をトレッキング、マリユドゥの滝とカンピレーの滝に向かいます。

ビーチサンダルに石垣港で買ったレインコートという格好の私。
雨の中、山道を登れるのか少し心配ですが、ツアーには50~70代のグループもいるので、
大丈夫そう。
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ぬかるんだ山道をひたすら登り、途中、2度滑って転びかけて、1度は本当に転びました。
水たまりもじゃぶじゃぶと進み、ビーチサンダルごと、両足は泥まみれに。

すれ違った男性が、私のすさまじい足元に、
「すごいなぁ。50年前の子供みたいだね」。

50年前の子供はもっとずっとこぎれいになっていたと思うのですが。
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ジャングルでは珍しい植物ばかり。
そして、葉のひとつひとつがとても巨大でした。(写真の右上は携帯を持つ手です)

雨の中のトレッキングは意外と楽しくて、40分かけてマリユドゥの滝に到着。
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次のカンピレーの滝も楽しみにしていたのですが、すぐに戻らないと、
遅れて他のツアー客に迷惑をかけてしまう時間になっていました。

残念な気持ちで山を下り、軍艦岩に戻ると、いつの間にか私たちを置いていった
年配のグループは、カンピレーの滝までしっかり見学したとのこと。

鍛え方が違うのでしょうか?