カナダの『もったいないお化け』

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「これ、どうしたらいい?」

シェイニーの手には、お香典返しの包みに同封されたお清め用の塩が。

お葬式には参列していないので、お清めはしなくて良いと思うけれど、
「こうやってお清めするの」
「ユカにもやってあげる?」

塩を振りかけ合う。

「カナダのやり方やってみていい?」と言って、
ひとつまみの塩を、肩ごしにひょいと後ろに飛ばすシェイニー。

「お葬式の後?」
「ううん。塩をこぼした時。塩をこぼすと鬼が来るのね」
「カナダに鬼がいるの?」
「うん。devil」

devilが背後からやってくるので、「Sorry!」と言って落ちた塩をつまんでdevilに振りかけて、
追い払うそうのだそうです。

「『もったいない』からきてるんだと思う。
塩は何にでも使えるものだから、無駄にしちゃいけないっていうアイデアから」

鬼というより、『もったいないお化け』かな。
カナダにもいるのですね。


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今夜は牡蠣のピカタでした。
炒めたみじん切りのベーコンと玉ねぎを卵とパルメザンチーズと和えて、牡蠣の衣にしてあります。
おいしそうに撮れませんでしたが、とてもおいしかったです。ワインに合いました。
http://www.asahi.co.jp/oshaberi/