カジュアルな文化

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「"Never mind"と"Don't mind"の違いはなに?」

8年間のアメリカ滞在を終えて帰国したばかりのYさんが、シェイニーに質問。

Yさんクラスでもそんな素朴な質問をしていいのね、となんだかほっとする私。

「"Never mind"は、これは大したことじゃないな、と自分が思った時に、『やっぱりいいや、忘れて』と言う時。
"Don't mind"は・・・"Don't mind"なんて言う??
"I don't mind"なら言うね。『いいよ。気にしないよ』っていう感じ」とシェイニー。

Yさんの次の質問は、
「『よろしくお願いします』に相当する英語はなにもない?」。

「場合によるけど・・・」とシェイニー。
「たとえば、子供の学校の先生と話して、
別れ際に『では、よろしくお願いします』と言う時とか」とYさん。

「ない。英語では、話が終わったら『オーケー、バーイ!』で別れる」

カジュアルな文化ですよね。

礼儀正しく接したいという日本人的な思いは、逆に相手に疎外感や距離を感じさせてしまうと、
今のオフィスで初めて体感して、学びました。

藤原正彦さんは、アメリカ人も丁寧にされて不快に思う人はいないので、
日本流に礼儀正しく接すれば間違いがない、と書いていましたので、考え方はいろいろですね)

このところ、COP13のサイドイベントや2月に開催するワークショップの参加者たちと、
膨大なメールのやりとりをしています。

初めてメールをする相手には、"Dear Prof. Roberts,"などと書き出しますが、
先方が"Hi Yuka,"と始めて、"Best regards, Mike"と終える返信をしてきた場合、
次からは"Hi Mike,"と書き出しています。

「!」や「 :-) 」なども入って送られてくるので、その1/5くらい、「!」を入れたりもして。

日本人の参加者には丁寧な言葉を尽くした文面で送り、ギャップを楽しんでいます。