Boys meet Girls

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9月10日
ディアマンテ・アカプルコ(ダイアモンド・アカプルコ)のホテルの
lovelyな部屋から階段を降りると、そこはホテルのプライベート・ビーチ。

澄んだ水と細かい石の浜。

ただ水に浮かんでいたり、
波打ち際に寝そべって波が髪を洗うのを楽しんだり、
メラニーの巨大なゴーグルをつけて魚を見たり、
デッキ・チェアーでテキーラを飲んだり。
人の少ないプライベート・ビーチは波の音とスペイ語の楽しげな会話だけ。

もうここは天国みたい。

メラニー、連れてきてくれてありがとう!」
「どういたしまして」
「メキシコの日記書いてるの。でもこれは形容しきれないわ」

ビーチの屋外レストランで一休み。
まぐろのサラダとマルガリータを注文。
隣のアメリカ人の男の子たちがナンパしてくる。
みんな陽気でハンサムでキュート(写真参照)。

テキーラで酔って、私を抱きしめすぎる男の子。
ちょっとちょっと。
「奥さんいないの?」とメラニー
「いないよ。僕とこれとこれとこれは独身だよ」
「じゃぁ、いいわ」とメラニー

男の子たちは、数十年来の友人だという。
11室のベッドルームのある家で今夜ディナーをするので
誘いたいんだけど、との申し出。
「ありがとう、でも私たち、プランがあるから」と私。

あとでメラニーが、
「白い髭の人いたでしょ、ああいう外見好きなの。ケニー・ロジャースみたい」
「そうなの?」
「あの人たち、弁護士とか30件のレストランのオーナーとかだって。
私より5つ6つ上かな。ビッグ・マネーを持ってる人たちね」
「へぇ、リッチな人たちなのね!」

・・・あれ?
メラニー、あの人たちとディナーに行きたい?行きたかったら私はOKよ?」
「ううん、一週間滞在するなら行くかもしれないけど、私たち3泊しかないから」
「ほんとに?誰にも興味なかった?メラニー、リッチになっちゃうかも!」
「そうね、でも興味なかったわ」
リゾートで知り合ったリッチ・ピープルも、メラニーの心は動かせなかったみたい。

「オーナーといえば、私、ペネロピたちとメキシコ・シティでバーに行ったでしょ、
その時、バーのオーナーにすごく誘われたのよ」
思い出して言うと、
「メキシコ人?」
「そう」
「ふうん。普通メキシコ人ってホワイト・ブロンドの白人が好きなのよ。
ジェナがメキシコに行った時、人気があって大変だったの」
あら、そう。

15時30分までプライベート・ビーチで過ごし、
モーター・ボートで数十分、入り江を渡ってパブリック・ビーチへ。
日曜の昼、こちらは人も多い。

物売りが次々と声をかけてくる。
色鮮やかなパレオ、ビーズ、頭の上の籠にタコス、その他、もろもろ。
「ノー、グラシアス」
と応えながら歩く。

笑顔で声をかけてくる若者。
何売りかわからないけれど、「ノー・グラシアス」。
「彼、『名前は?元気?』って言ったのよ」とスペイン語のあいさつがわかるメラニー
あぁ、ごめんなさい。

一日水着で過ごすリゾート地。
ランチも、通りを歩くのも。
「ユカ、ストマックが赤くなってきてるね!」
ほんとだ、お腹が焼けている。

メラニーにすすめられて、パラセーリングに初挑戦。
コロラドで育ったメラニーアカプルコで休暇を過ごすなんて、
ましてやパラセーリングで上空を飛ぶなんて、
2年前は思ってもみなかったなぁと、海を見下ろして思う。
凧になった気分。最高の6分間。

ホテルに戻ると19時半。
食前酒にバーで今日何杯目かのマルガリータを飲んで、
レストランでシーフード・タコスの食事。
メキシコ料理とマルガリータとメキシコの国旗が大好きになってきた。
でも、あと2日でお別れ。