昨日から、アメリカ人青年Mさんが2ヶ月の予定でオフィスに滞在しています。
このMさん、来日前から随分メールでやりとりをしてきたのですが、
一時期は、毎朝出勤してメールを起動すると、Mさんからの質問のメールが何通も届いていて、
「枕は持って行った方がいいですか?」
という問い合わせまで。
いったいどんな方なのかしら?と興味津々でしたが、お会いしてみると、
60年代の映画風のハンサムな方でした。
「必要なものがあったら言ってくださいね。例えば・・・ペンはいりますか?」
と聞くと、
「ペンは持ってきましたよ」
と、バッグの口を開いて中を見せてくれるMさん。
ペンケースにも入れず、20本はあろうかというペンが、ざらざらっと入っていました。
さらにデスクの上には、10本ほどの綺麗に削られた鉛筆も。
「たくさん持ってきましたね!」
と驚くと、
趣味で絵を描くから、と、イラスト用だというこぶりなノートを見せてくれました。
「日本滞在用に2-3週間前に買ったノートなんだ。これは飛行機で描いてきた絵」
建築が専攻の研究者ですが、多才なのですね。
「日本のアニメには興味ありますか?」
と聞いてみると、
好きですよ、とのことで、続く言葉を待ちながら、
「5歳の時にガンダムを見てから」
と笑顔のMさん。
午後、席を立って外の空気を吸ってきたらしい彼に、
「ジェットラグで眠い?」
と聞くと、
「大丈夫。今は慣れようとしているところ・・・このスリッパに。
私の国では、どこでも同じ靴のままだから」
と、キュートな方です。