ドイツ人青年Oさん

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去年の今頃だったか、清掃業者の女性にいただいた草花(切り花でした)が、
オフィスのベランダのプランターに根付いて、今年も綺麗な青い花を咲かせています。

さて、今日のランチの会の新しいメンバーは、ドイツ人青年Oさん。
見るからに穏やかそうで、礼儀正しくて、甘いルックスにキュートな笑顔です。

先月のこと、ある研究室に打ち合わせに行った時に、薄暗い部屋の一角に座る彼を見かけました。
勝手になんだか不憫に感じて、少し気になっていましたが、今日、ランチに誘うと、
喜んで参加してくれました。

来日して2ヵ月とのこと。

「日本の食べ物は好きです」と日本語で彼。
「納豆は食べた?」との質問に、
「まだ。でもとろろは食べました」

1度目に食べた時にはおいしくなくて、2度目に食べた時もおいしくなくて、
3度目に食べた時には好きになった、と彼。

2ヵ月に3回もとろろを食べる機会に遭遇したのはなぜかしら?
(そして、毎回チャレンジするところが微笑ましい・・・)

Eちゃんの「What's your hobby?」という質問に、
「・・・?Oh, 趣味ですか?」と日本語で聞き返した後(のちに、「ショックでした、通じなくて」とEちゃん)、

ピアノを弾くこと、詩を読むこと、それに、ジャグリング、と答えるOさん。

素敵な趣味ね、とみんなを感心させたかと思うと、
「日本の詩も知っています。俳句。『ふるいけや かわずとびこむ みずのおと』」
しみじみとした口調の日本語で披露。

Yさんのお土産のういろうも残さず食べて、女性陣の心をつかんで去っていきました。