シークワサーワインを飲んで、代行に乗る

土浦の全国花火競技大会を見に行きました。

と書きたかったのだけれど、
雨も上がった朝、花火大会の公式ホームページをチェックすると、
「8日(日曜日)に順延が決まりました」とのこと。
明け方までの大雨で打ち上げ場所が水没しているという。

6人の花火鑑賞チームに順延お知らせメールを送る。

一時間後、もう一度公式ホームページをチェックして、さらにチームにメール。
「14日(来週の土曜日)に延期だそうです」
2,3日で水が引く見通しが立たないので、さらに一週間延期とのこと。

夜、沖縄料理の『海とう島』で残念会。

北海道庁から出向してきている陽気なNさんのファーストネームは「しのぶ」さん。
そのせいか、つくばでの住民票が『女』となっているという。

「特に訂正もしてないの。だから俺は法律上では男と結婚できるんだよ!」
「結婚してもいいと思う男います?」
「う~ん・・・・・、いや、いないけどね」
「そのちょっと探したけどいなかった、みたいなのやめてよ」
泡盛を重ねて盛り上がる男性陣。
私はイカ墨ご飯やソーキそばをしっかり食べつつ、シークワサーワインや黒糖梅酒を試す。

さて、帰りは「クリーン代行」を呼んだ。
代行のシステムをアメリカ人に話すと、必ずとてもびっくりされる。

「そんなのアメリカでは絶対ありえないよ!
代行を装った人が来て強盗されるか、電話を傍受して先回りして強盗されるよ~!」
とにかく強盗されるらしい。

確かに、2人組でやってくる相手をなんの根拠もなく信頼するわけだから、
心配がないこともないけれど、一度も怖い思いをしたことはない。

車中で、
「クリーン代行さんはどこに事務所があるんですか?」と私。
「・・・うちはクリーン代行じゃねぇよ?」と運転手さん。

別なお客さんが呼んだ車に間違えて乗ってしまったらしい。
「かまぁめぇよ。クリーンもサービスカードとかあンの?」
「ありますね、はんこを押してもらうのが」
「あぁ、おんなじシステムだな。じゃぁ貸してみな。おれのはんこ押してやっから」
「そんなのありですか?(笑)」
「わかんめぇよ。ただで乗ったんじゃつまんねぇもんな」

こんなハードな茨城弁を聞くのは久しぶり。

「大丈夫です。第一代行さんのカードください。またお願いしますから」
「あぁ、そう?また頼んでくれっか?」
お金を払ってお礼を言って、初めて近くで顔を見ると、きっと私と同じ年代の人。

茨城弁って、恐ろしくガラが悪く聞こえると思いますが、
人の悪さとは比例しないので、大丈夫です。