大相撲土浦・牛久場所

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母と姉と、都合がつかなくなった叔父の代わりにアニルも誘い、
大相撲の秋巡業、土浦・牛久場所を観てきました。

途中、2階席にシェイニーたち(8人の外国人グループ)を見つけ会いに行くと、
「これ、見て!私の新しいボーイフレンドのサインなの!」

シェイニーが差し出す色紙には、嘉風(よしかぜ)のサインが。

「写真見る?」
力士の写真が載ったパンフレットを手に、嘉風のページを探すシェイニー。

「ええと、もっと前だ、彼は『幕内』だから」

日本語でつぶやくシェイニーに、隣の中年女性がまじまじと彼女の顔を見る。

ハンサムな嘉風の写真の下にはプロフィール。
身長178cm、体重131kg、そして、生年月日が。

「若すぎるんじゃない?」と私。
「11歳年下だけど大丈夫、彼は気にしてないから」とシェイニー。

隣のアニルに巡業について説明する私。

「メイン・トーナメントは年に4回かな、あってね、東京と九州と・・・名古屋と大阪だったかしら?
巡業はその合間のお祭りのようなもので、日本各地の町を回るのよ。
メイン・トーナメントは年に4回だったよね?」

隣のクリスティーンに聞くと、
「6回!大阪、名古屋、九州の間にそれぞれ東京が入るの」

「・・・。あのね、お相撲観るの実は初めてなの」
姉を訪ねて来日中のクリスティーンの弟さんに言い訳すると、

「本当!?僕と一緒じゃない!僕はこの一週間、すべてが初めてだよ!」
「初めての寿司、初めてのお箸、初めてのラーメン、全部ね!」
お相撲とお寿司とラーメンが大好きなクリスティーン。

「花火も見たし、相撲も見たし、僕はもうほとんど日本人だよね。あとは花見だけだ」とはアニル。
アニルにとっての日本はどうやらその3つのようです。