前ボスからの電話

イメージ 1

今日こそセンター長に頼まれたA4 16枚の和訳に取り組もう、と思って出勤した昨日、
ボスがこの先一ヶ月に一週間おきで3つの外国出張の予定を入れてきました。

ネパール国籍のボスは出張のたびに、すべての国の大使館からビザを取る必要があります。

出張から戻るとすぐに、次の出張のために書類とパスポートを次の国の大使館や旅行代理店に送り、
出張前日にやっとビザが発給されて、それをつかんで空港へ、という繰り返し。

スケジュールを立ててみたものの、すべて間に合うのかとても不安・・・。

まずは来週からの韓国出張のためのビザの申請書類一式を揃えて、
宅配便の時間にやっとの思いで間に合って発送、あとは野となれ山となれ!
と思ったところで、出張日程の変更の連絡が。

宅急便のトラックを追いかけました・・・。

結局30分後にヤマトのドライバーさんの携帯に連絡して戻ってもらいましたが、
ドライバーさんにも順路や予定があるでしょうに、平謝りの私にとても優しい笑顔のお兄さん。

なんだか最近で一番嬉しかった瞬間でした。

そんなどたばたの中、電話が。
GCPです」
「ハロー?」
「ハロー・・・ペネロピさん!?」
「イエス。ユカさん」

アメリカに住む前ボスから。
2年ぶりに聞く懐かしい声。

「それでね・・・どうのこうの、どうのこうの」

なんだかとっても気だるい感じで、おしゃべりは続きます。

受話器片手にメールをチェックすると、
旅行代理店から、南アフリカのビザは間に合わないのでは、とか、
韓国から、旅費だけは韓国で持ちますけれどホテル代は出せませんとか、
ボスからは、セミナーに呼びたいので至急アメリカのDr.xxにコンタクトしてとか、
新人ネパール人のアニルからは、ドルを円に変えたいんだけど今日銀行行ける?とか、
なだれのように受信が。

「でね、どうのこうの、どうのこうの」
前ボスのおしゃべりは続く。

「uh-hun」
適当に相槌を打つ私。
「・・・・・・」
「・・・!?あ、ごめんなさい、何て言ったの?わからなかった」

ちっと舌打ちする前ボス。
「私が賞をとったって言ったの、だからあなたは、congratulations!って言えばいいのよ!」
「あぁ・・・congratulations!!!」

飛行機で恋におちた日本人ボーイフレンドは?と聞くと、
crazyでfinancial problemsも抱えていたので、break upしたそうです。