ビーフ or フィッシュ?

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ワークショップ初日のバンケット日本食レストランにしたいとソバカル。
それなら『山水亭』は?と正統派の日本料理店を提案したけれどそれはなぜか却下されたので、
シェイニーが「絶対外国人が喜ぶよ!」と薦めた『ルーラル吉瀬』に予約を入れた。

下見を兼ねてシェイニーと、古い農家を改装したという『ルーラル吉瀬』にランチに。
大きな農家が続く細い道を迷いながらも、長屋門に辿り着く。

「ランチを食べれば料理の雰囲気が掴めるでしょ」と言っていたシェイニーは、
メニューの写真と値段(ランチは1,600円台から)を見て、
「どうする?お茶だけして、向かいのイタリアンで食べる?」

和食が好きではないシェイニーだけれど、この民家の雰囲気は絶対に外国人が喜ぶよ、と太鼓判を押す。
打ち合わせしたお店の責任者は手入れしていない爪が伸びたプロフェッショナルではない雰囲気の女の人だし、
庭と言っても日本庭園でもない。
個人的にはあまり気が乗らないけれど、外国人参加者に喜ばれるならそれが何よりかしら・・・。

打ち合わせを済ませ、シェイニーと向かいのイタリアン、『イル・クオーレ』へ。
確か随分前に来たことがある。
その時はフレンチの『ビストロ・サンセール』だったけれど、お店が変わっていた。

フォークとナイフを手に「civilizationのランチだね!」と胸を張っておどけてみせるシェイニー。
前菜、ウニのスパゲティ、地鶏の小悪魔風ソテー、デザートで1,900円のランチ。
civilizationでした。

さて、2夜目のバンケットには外国人スタッフ絶賛のイタリアン『Winds Garden』に予約を入れ、
お店が決まって一安心、ベジタリアンやアレルギーなどなにかと心配なので、
早速外国人参加者たちに「メニューを選んでください」とメールを送る。

メラニーが言ってたこと思い出さない?」
「私も思い出してたの!」
とシェイニーと私。

去年の秋のメキシコ会議を仕切ったメラニーが呆れていた。
「他のことではいくら催促のメールをしても返信してこないのに、バンケットのメニューのことは
5分でほとんど全員から返事がきたわよ!魚がいいとか、ビーフがいいとか。
5分で、ほとんど、全員、から!」

果たして、メラニーの教え通り、送信するやいなや、オーストリアから、イギリスから、続々と返信が届き始めた。
ビーフやチキンの前に、航空券の領収書を送ってください・・・。