朝の新川

あまりに気持ちが良いので、新川にも寄ってみることに。

川幅が狭いので、川を覆うような枝の桜がとても綺麗。
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つくばの桜ばかり見てきましたが、新川の土浦らしさには思わず微笑んでしまいます。

土手に並ぶ釣り人たちと、
「おう!釣れんの?」とスクーターを止めて釣り人に話しかける男性。

桜の木の下で、缶チューハイ(朝だというのに!)とラジオを傍らに、
スポーツ新聞を読む人。

格好良いマウンテンバイクなんて見かけません。
みんな、古いママチャリをのんびりとこいでいます。
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向こう岸でカメラを構えていた50~60代と思しき男性2人組に、
「写真撮ってもいいですか~?」と声をかけられました。

「はい」
その場に立ち止まった私を何枚か撮った後、

「すみません、この枝の下で撮らせてもらえますか?
あそこに橋があるから、こっちに回ってきてもらえますか?」
とアマチュアカメラマンたち。

「怪しい者ではないですから」
そう言って、お住まいやお仕事や(今は退職されているとか)、

「この人は全国のコンクールでこの間1位になったんですよ。すごい実力なんです」
などと説明してくれる品の良い男性。

愛宕山」「農林」などと桜の撮影場所のリストまで見せてくれて、
どう見ても「怪しい者」には見えません。

桜の枝の下に立ち、
「連写しますね」
「次ストロボたきます」
などと、なんだかプロに撮影してもらっているみたい。

「もっとちゃんとした格好をしてくれば良かった」
と、メイクもせず、ウォーキング仕様の私。

「いや、その方がいいんですよ、自然な方が」とお二人。

お土産に、コンクール1位の男性に富士山や滝の見事な写真をいただいて、
さらには、もうひとりの方の奥様と私は同じ職場(奥様はもう辞められているけれど)
だったこともわかり、思いがけず楽しい出会いでした。

花吹雪を撮りましたが、見えますか?
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