送別いろいろ

別な研究室の韓国人の女性研究者と廊下ですれ違うと、

 

「今日でここを辞めるので」

と、韓国のお茶とチョコレートとチョコパイが入ったギフトをいただきました。

 

f:id:monetniwa:20200313083744j:image

 

たまたまお会いすると挨拶をする程度で、お名前さえも知らないのに、

律義な方なのですね。

 

大学に移られるそうで、ご活躍をお祈りします。

 

以前(20年前ですが)、ある退職する方がギフトを配っているのを見て、

「辞める人が配るなんて面白い!」

と、アメリカ人のボスが言っていました。

 

アメリカでは、送り出す方が贈り物をすることはあるけれど、

出て行く方はしないとのことで。

 

一方で、ネパール人の若い同僚が退職する時は、自ら居酒屋さんで送別会を開いて、

参加者の飲食代を全部払ってくれたことがありました。

 

「良い就職先が決まったら、みんなにご馳走して辞めるのがネパール流だよ」と。

 

送別会が楽しく盛り上がってお酒もすすみ、

翌日お財布の中を見て(お金があまりに減っていて)びっくりしたとも言っていましたが。