オセロ発祥の地

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先週、カリフォルニアのメラニーにギフトを送りました。

メラニーのイメージにぴったりのワイン・レッドの印鑑ケース、
バリで買った真っ赤なサロン、
メラニーが日本にいたときに滞在した宮島の旅館からメラニー宛に届いた葉書、
そして、手作りのオセロと折り紙のピノキオなど。

メラニーの孫のエバンくんは小学2年生。
メラニーが日本から持ち帰った折り紙の作品を学校に持っていき、
クラスで折り紙を紹介したというエバン。

メラニーに送るものがあるんだけど、何かまたエバンに折り紙作ってくれる?」
母に言うと、
「なにか遊べるものが良いかもね」と3日かけて64個のオセロ・ネコを作ってくれました。
(この根気をまったく受け継いでいない私・・・)

インターネットで見つけた”How to play the Othello”の説明書と、
黒いネコの駒に顔を書くための白いペンも添えて。

今日、メラニーからメールが届きました。

  カースン(エバンの妹)はOthello catsひとつずつに違った顔を書いてhaving great timeだし、
  昨夜はみんなでオセロをして、カースンは強かったのよ。
  ユカはいつ来るのかってみんな知りたがってるわよ。

今年も会いに行けると良いのですが。

ところで、今回検索していて知ったのですが、オセロの発祥の地は水戸だそうですね。
1945年、終戦直後の9月、水戸中学校(現在の水戸一高)の学生だった長谷川さんという方が
考えたのが始まりとのこと。

空襲で校舎は焼けてしまったため、青空教室での授業再会、その休み時間に校内で流行っていったそうです。
初めは碁石を使っていたそうですが、挟んだ石を黒から白へ、白から黒へと取り替えるのが手間なので、
ボール紙で片面を黒く塗ったオセロの石を作るようになったとか。

長谷川さんはのちに製薬会社に就職し、会社の同僚にこの手作りゲームを紹介、
出張から戻るとなんと社内で大流行、それを見て「これは大変だ!」と思ったとか。

中学生が考えた名もない遊びが世界のオセロ誕生につながっていく様子が
日本オセロ連盟の公式サイトに書かれていますが、とても興味深いです。
お時間のある時にでも是非。
http://www.othello.gr.jp/r_info/history/

"Othello"はシェークスピア戯曲から、英文学者だった長谷川さんのお父様が名付けたそうです。