タッチ・ウッド

営業の方が届けてくれた来年のカレンダーを早速めくると、
「来年のカレンダーを開くと良くないことが起きる、っていうスコットランドの迷信があるよ」とシェイニー。

そこから日加、superstition(迷信)対決に。
日本では、夜爪を切ると親の死に目に会えない、とか、
カナダでは、車で墓苑の前を通り過ぎる時には息を止める、とか。

「カナダのお墓はすごく広大でしょ、だから端から端まで通り過ぎるのは大変だよ。
『ちょっともう、はやく、はやく、はやく!窒息するよ~!!!』って」
手をバタバタさせてもがくふりをするシェイニー。

印象的だったのは、"touch wood"。

たとえば、「交通事故に遭ったことある?」と聞かれたら、
「タッチ・ウッド(と言って、木に触れる)、ノー」と答える。

この"touch wood"は、「これからも起きて欲しくないけど」という願かけのようなものだとか。
「ノー」と強気に言い切ってしまうと、それを招く気がするから、とのこと。

木の幹はもちろんのこと、木でできた机でも良いし、棚でも良い。
「近くに木がない時は、"touch head"(と言って、両手で頭を触る)でもいいの」とシェイニー。
それはシェイニーだけのルールじゃないの?と思わず笑ってしまいましたが、そうでもないようです。

なんだか謙虚で、かわいらしいおまじないですよね。