連休中の映画、本、DVD。

姉と、『木更津キャッツアイ』を観てきました。

先週土曜日の公開初日、21時50分の回を観ようと20分前にシネプレックスに到着するなり、
「21時50分の木更津キャッツアイのチケットは完売しました」のアナウンス。

限定販売のキャッツアイ・ポップコーンを手にする男の子たちをうらやましく横目で見ながら、
フラガール』を観ることに。(これはこれで、なかなか面白かったです)

さて、今回は先週のリベンジ、売り切れないようにもっと早く行かなくちゃね、と張り切りながら、
結局20分前に到着。それでもチケットは買えました。(というか、席は半分くらい空いていた)

私はクドカンが好きなので、小ネタ満載、ばかばかしい可笑しさと死のリアルさとを織り交ぜて、
よくこんな奇想天外なストーリーを作り出すなぁと感心。
(苦手な人が観たら、なんてくだらないんだと呆れるに違いないとも思いつつ)

姉は岡田准一ファン。
「オカジュンが出てくると、もう吸い込まれるように見ちゃうの!」
ナインティーナインの人に似てるよね?という私の意見は無視でした。

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上演前の予告で見かけた『手紙』も気になって、東野圭吾の原作を読み始めました。

本といえば、連休中に読んだのは、『僕の命を救ってくれなかった友へ』。
フランスの作家、エルヴェ・ギベールエイズ発症の2年後の1990年に発表したもので、
当時、エイズという病気が正体不明だった様子や、
芸術家の社会で同性愛者の間にHIV感染が広まる空気が読みとれます。
彼はその翌年におそらく自殺未遂が原因で、36歳で亡くなったとのこと。

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DVDで、ダイアン・キートンサラ・ジェシカ・パーカーの『幸せのポートレート』と、
ジェニファー・アニストンケビン・コスナーの『迷い婚』も観ました。

『迷い婚』はまったく面白くなかったのでお奨めしませんが、気になったセリフが。

"Sometimes I just think it’s more important who we’re with than what we’re doing."
「何をするかより、誰とするかが大事な気がするの」

私もまさに「誰とするかが大事」派なので、あぁ、私も、と相槌を打つ。
「何をするか」が大事な人が常々うらやましいのです。

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気になった言い回しがもうひとつ。
大学でブッシュ大統領と同期だったという映画監督がインタビューに答えて、
「彼は当時から時代遅れでbackslapperだったよ」と。

slapは「叩く」ですが、backslapで『背中をぽんと叩くこと』。
Eijiroによると、backslapperは『やたら元気が良くてなれなれしい人』『図々しい人』だそうです。