フィンランド-U2-日本

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再来日したフィンランド人物理学者、アンティと再会。
シェイニーの親友で、折り紙教室の生徒でもあった。
背が高くて、真面目で温厚で、じっと目を見て話す姿も変わらない。

アンティがつくばにいた頃、彼とシェイニーはU2のコンサートに行くはずだったけれど、
メンバーのひとりが病気になってツアー自体がキャンセルになったとか。

「『代わりのコンサートが11月30日になったよ』ってフィンランドのアンティに知らせたら、
『オーケー、行くよ』って。それで、来たの!」とシェイニー。

これが今回のアンティ来日の理由。

「折り紙してる?」と聞くと、
「してるよ。友達にも鶴の折り方を教えて、みんな折れるようになったんだ」
フィンランドに持ち帰った折り紙は全部使いきってしまったので、日本で仕入れて帰るとのこと。

さて、ワークショップの準備も追い込みに入っています。
複雑なお金の出入りのことで何度もメールでやりとりをしてきたボスと私だけれど、
細部の、お互いの伝えたかったことがうまく伝わっていなかったことが判明。

母国語ではない者同士、英語で伝えたり、受け取ったりの難しさにしばし呆然としていると、
CGERニュースの編集者からメール。
メラニーさんがメキシコで主催した会議について書いた記事を和訳したので、
内容を確認してもらえますか」とのこと。

『メキシコの会議で何より大変だったことは、拙い英語の共催者や参加者とのやりとりに
恐ろしく時間がかかったこと。
何度メールをやりとりしても英語の問題で相手が何を要求しているのかわからなかったり・・・』

なんとも良いタイミング!
拙い側も、消耗しつつ精一杯頑張ってはいるのですが、母国語側も、フラストレーションなのでしょうね。

がっかりしてばかりもいられないので、もう一度予算のシートに向かい格闘していると、
キャンベラ・オフィスのペップからメールがくる。
急ぎの仕事の依頼で、今週中に仕上げてもらいたい、とのこと。

こんな時に!?と思った後で、ペップが今の状況を知るわけもない、気を取り直して返信。

tryはするけれど、今、来週のワークショップの準備で手一杯です、
FileMakerはほとんど使ったことがないし、コンピュータにインストールするところから始めるので、
どのくらい時間がかかるか見当がつきませんが、
今週仕上がらなかったら再来週のなるべく早くに完成させて送ります、

その後に、相手が日本人ならば「対応が遅れご迷惑をおかけしますが」などと書くところだけれど、
I am sorry forと書きかけて、これはきっと余分なので削除。

すぐにペップから温かい返信がくる。
ワークショップ準備への励ましのあと、「でもバリは悪くないよね!」。

そう、悪くないはずですよね。
青い海を夢見てがんばります。


(写真は叔父から送られてきた高萩市のもみじです)