秋刀魚のネギ焼き

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今日の夕食は、秋刀魚のネギ焼き。

三枚におろして一口大に切った秋刀魚に片栗粉をまぶし、
ホットプレート(フライパンでも)に皮を下にして隙間なく並べます。
焼き色がついたら裏返し、小口切りにして片栗粉をまぶしたたっぷりのネギをのせて焼き、
おろした生姜を加えた大根おろしと一緒に、お醤油をかけて食べます。

冷えた白ワインと合います。是非試してみてください。

一昨日、食堂で昼食をとって戻ってきたダカールさん。
「ランチどうでした?」
「久しぶりにサバ(←『サバ』だけ日本語)を食べたよ」
「サバ?煮たサバ?」
「グリルだよ。前は家で焼いたけど、サバを焼くと家中臭くなるから最近はやってないんだ」

あとでひとり、「サバじゃなくてサンマ定食だったのね!!」とひらめきました。

秋刀魚のネギ焼きを囲んで、この話をすると、
「煮魚ってなんて言うの?」と姉。
「"boiled?"って聞いたんだけど・・・合ってるかわからない」

「"boil"は『茹でる』だから違うんじゃない?」
「でも『煮る』も『茹でる』も一緒じゃない?」
低レベルな英語力で残念です。
「茹でると言ったらお湯で茹でること、煮ると言ったら味をつけて煮ることよ」と母。
それはそうなのだけれど。

あとで辞書を引くと、『煮る』も『茹でる』も"boil"、『煮魚』は"boiled fish"。
なんでも"boil"で良いらしい。

日本語では、ぐつぐつ煮る、とか、ことこと煮る、とかいうけれど、英語では?
Eijiroによると、どちらを引いても"simmer"。
メラニーたちがいつも、「日本の料理はフラットすぎて味がない」と言っていましたが、
日本料理が繊細な分、レシピに使われる言葉も日本語の方が細やかなのかもしれませんね。

(写真は秋刀魚とはまったく関係なく、つくば一おいしいとメラニーたちが絶賛した
Winds Gardenのランチです。サラダ、パスタ(写真は明太子と大葉のパスタ)、
デザート、飲み物がセットで1,400円でした)