目の前で焼いてくれるものが、
上州牛ステーキではなく、
ししゃもや、焼きおにぎりや、豚しゃぶでした。
幸せな朝ごはん。
焼き立てのししゃもを自分のお皿に取りながら、
「ししゃも、いる?」
と、隣に立つ夫に聞くと、
「自分でやるからいい。
自分のことだけやって」
だって。
自分のことは全部自分でやりたい人なのを知っているのに、
うっかり聞いてしまって、失敗した!
この後、夫に何かしてあげそうになると、
「あ、自分の心配だけしてなさいって言われたんだった!」
と、嫌味を言いつつ引っ込める私なのでした。