BBCがやってきて、帰っていく。

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「今日4時にイギリスのBBCラジオが私のインタビューに来るの」とシェイニー。

"Science Hot Spots"とか何とか、
世界各地のサイエンス・シティを取材して、どんなふうに科学が発展したかを探るプロジェクトだとか。
アメリカならシリコン・バレー、日本ではつくば、というふうに。

午後4時、仲介者でシェイニーの友人のティムが、遠慮のない様子のBBCの2人組を連れてやってくる。
穏やかな外国人研究者たちとはずいぶん違う雰囲気。

こちらも遜色なく、常に120%の自信に満ちたシェイニー。
ひとことも言いよどむことなく、テンポよくつくばを語る。

自信のオーラの競演に目が眩みつつ、少し離れたところで見守る私。

収録中、音を出してはいけないだろうからと、キーボードにも触れずにいた。
思ったより長引く様子なので、
(そうだ、今のうちにつくば市のアンケートをやってしまおう)。

『あなたが毎日していることは喜びと満足を与えてくれますか?』1.2.3.4.5
『あなたが日々の生活でおこなっていることにほとんど意味がないと思うことはありますか?』1.2.3.4.5

精神科の問診票のような設問が長々と続き、なんだか気分が悪くなりながら、
きっと他の日より1段階ずつネガティブな回答をする。

シェイニーに見送られて、自信のオーラ集団は、がやがやと嵐のように去っていった。
日本人秘書の私には「ありがとう」も「バーイ」も言わずに。

オーケー、日本にようこそ!

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写真はお昼休みに歩いた赤塚公園です。