日曜日、友人が翻訳したお芝居を観に行きました。
宝塚劇場の向かいのシアタークリエで、「Fun Home」。
2015年のトニー賞のミュージカル部門で、主要5部門を総ナメにした作品だそうです。
同性愛や親子・家族を描いた繊細なストーリーでした。
同性愛者で、神経質で、自分ファーストで、悪い人ではないけれど、
娘や家族の問題に真正面から向き合おうとしない父親に、
主人公である娘が悲しい思いをし続けます。
子供に正面から向き合わない父親、アメリカにもいるのですね。
それはいるでしょうけれど、この作品が共感を得るほどに案外たくさんいるのかな。
親でいるって大変なこと。
親に向かない人もたくさんいるはずで、完璧な親になど誰もなれないけれど、
不完全さが場合によっては子供の心や人生に影を落としてしまうことになる。
印象的で良い作品でした。
お芝居前のランチは、隣の日比谷シャンテで、ウニのタリアテッレでした。