夫がベランダのバジルを収穫したので、
てんこもりのサラダに。
脂ののったサバを焼いたのですが、
バジルの大きな葉っぱに、サバひとかけらとミニトマトと玉ねぎのスライスを包んで食べると、
ソービニヨンブランがすすんでしまうことを発見。
さて、「ティファニーで朝食を」を借りてきて、観ました。
ヘップバーン演じるヒロインのサクセスストーリーかなとイメージしていたのですが、
短く言うと、玉の輿に憧れる孤独な売れない女優と若い小説家のお話なのですね。
このヒロインのモデルとなった女優は、
先日観たお芝居の原作を書いたサローヤンの奥さんになる人なのだから、
この映画の中の小説家がサローヤンということなのかしら。
…とすると、こんなに爽やかな小説家と結ばれて映画はハッピーエンドなのに、
結局この後、夫サローヤンの暴力で離婚してしまうわけで…
なんだか複雑な気持ちで観てしまいました。
それにしても、隣人の変わり者の日本人の描写が、いたたまれないような。
それでも日本人はこの映画が好きというのは、かなり懐が深い気がします。