文化の日

祝日と知らずに出勤してしまった、という外国人同僚の話を聞いてから、

祝日の前の日には必ず、「明日はナショナル・ホリデーね!」と
声をかけることにしています。

「そうだよね。何の日か知ってる?」とネパール人ボス。

日本人は日本のことをあまりよく知らない、
ということを学んでいるボスの遠慮勝ちな質問。

「もちろん!(そのくらいなら答えられます)
文化の日よ。文化はカルチャーの意味」と私。

「へぇ…。何する日なの?」

「ええと、文化的なこと?美術館に行ったりとか」

「ふぅん…興味深いね。

というのは、ネパールの祝日は必ず宗教的な意味があるんだ。
日本の祝日は…」

「なるほど、日本の祝日はシリアスじゃないよね?」と私。

「シリアスじゃないよね」と笑うボス。

そんな会話をして別れましたが、
もっと説明すべきシリアスなことがあったのではないかしらと
帰り道の電車の中で検索してみると、

「自由と平和を愛し、文化をすすめる」趣旨の祝日と
祝日法で定められているとのこと。

元々は1946年に日本国憲法が公布された日で、
その半年後の5月3日に施行されたため、5月3日は憲法記念日

ここまで説明できるべきでした…。

さらに、11月3日は明治天皇の誕生日なので、
憲法公布以前も誕生日を祝う祝日だったそうです。

さて、そんな文化の日ですが、「文化をすすめる」ことは何もできず、
横浜でショッピングの後、都内にでかけていた夫と合流して
西口の居酒屋「北海道」でビール。

おいしい海鮮が食べられるのかと期待しましたが、
割とフツーな(?)チャンチャン焼きでした。
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