横浜市のごみ分別

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区役所に住民登録に行くと、横浜市のごみ分別の冊子を渡されました。
28ページもの立派なマニュアルです。

それによると、横浜市は徹底したごみの分別によって、平成19年度は
平成13年度に比べ、ごみの量が39%減少したそうです。
ごみ処理によって発生するCO2は84万トン減ったのだとか。

後ろには五十音順の索引がついていて、「これは何に捨てたらいいの?」と
迷ったら、たとえば「セロハンテープ」を探すと、

「セロハンテープ」→燃やすごみ
「セロハンテープの外包装」→プラスチック
「セロハンテープの外箱」→古紙
「セロハンテープの金具」→金属
「セロハンテープの芯」→古紙

と書いてある、という仕組みです。

サランラップの箱とかお菓子の箱も『燃やすゴミ』(『燃えるゴミ』ではなく
『燃やすゴミ』と呼んでいます)ではなくて『古紙』に捨てるんだって」

マニュアルを片手に感心して報告すると、
「まあ、いいんじゃない、今回はそこまでは」と夫。

引っ越しの梱包を開くと、詰め物にした新聞紙や壊れ物を包んだ紙など、
とにかくごみが大量に出るので、
マニュアルを見る前にまとめた『燃やすごみ』の袋はつくばルールの分別のまま、
回収場所に捨てた夫。

次の日、「これお持ち帰り・・・」とニコニコして玄関に立つ夫の手には、
昨日出したごみ袋が。

回収場所に残されていたというその袋には、「分別ができていないので、
回収できません」との貼り紙が(プリントされたちらしです)。

(この話を後ですると、「写真撮っておいてほしかった~!
外国人に見せたらすごくうけるよ!ゴミに貼り紙をするなんて信じられない。
だってゴミでしょう!」とルーマニア人Lがだいぶ笑っていました)

袋を開いて、マニュアルの指示通り、ちらしは古紙へ、商品のパッケージの箱は古紙へ、
レシートも古紙へ、使いそびれたクーポン券も古紙へ、そう分けていくと、
「燃やすゴミ」にはほとんどなにも残りません(段ボール箱からはがした粘着テープと
生ゴミくらいです)。

今日は横浜そごうのLoftで『プラスチックごみ』用にごみ箱を買いました。