職務面接がありました。
今まで昇給の交渉はしたことがありませんでしたが、
今回は希望する年俸の額があったので、それを伝えました。
先日、私の年収を知ったネパール人ボスが、
「ユカはひとりでこの大きなシンポジウムを何の問題もなくコーディネイトしている。
彼女はエキスパートだ。私は安心してすべてを任せて、他のことに集中できている。
There is absolutely no doubt that she is doing far more than what she gets」
と、事前に面接官に交渉してくれていたことが大きかったのか、
ふたりの面接官も好意的に評価してくれて(その場で結論が出ることではありませんが)、
それだけで、とても報われた気がしました。
こういう交渉の場面では、必ずカナダ人元同僚の言葉を思い出します。
組織のシステム上あり得ない昇格を上司にリクエストするというカナダ人同僚に、
「それはそもそも無理じゃない?」と驚いて言うと、
「無理だけど、でも、無理であろうと私がそれを希望してるってことは、
言わないと誰も知らないでしょ」と彼女。
いろいろと学ばせてもらっています。