相槌をうたない欧米人

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アメリカに帰国することになったB。

アメリカに帰ってもしばらくぺこぺこお辞儀しちゃうね」とYさん。
「あれはしばらく抜けない」とB。

カナダ人Sが言っていたことを思い出しました。

「カナダに帰省すると、どこでもお辞儀して、お母さんに『Stop it!』って怒られるの。
道で人とぶつかっても、『ごめんなさい!じゃなくて、oops! I mean, sorry!』って
言い直したり」

「でももっと長くかかるのは相槌やなぁ」と関西弁も自然なB。

英語圏の人は相槌を打たず、あまり頷くこともなく、最後までじっと話を聞いてから、
言葉を返します。

「でも、頷いてもらえないと、ちゃんと聞いてるのかな?って心配にならない?」と聞くと、
「顔や目を見れば、聞いてるか聞いてないかはわかるやろ」。

逆に、日本の会話のように、「はい」とか「うん、うん」と言われると、
「何か意見言いかけたのかな、と思って、『ごめん、なに?』って言いたくなる」とのこと。

「じゃあ、あまり『uh-huh』とか入れない方がいいのね」と私。
「あまり相槌入れられると、なんていうか・・・なめられてるみたいに感じる」とB。

英語の会話はキャッチボールと一緒。
ぽーんと投げたら、ぽーんと返ってきて、またぽーんと投げ返す。

そう説明するBに、何年か前に受講した英語研修を思い出しました。
アメリカ人の先生が、「英語の会話はキャッチボールです」と言ったのですが、
何語であっても会話はキャッチボールだし、どういうことかしら?と意図がわかりませんでした。

短いパスを間に挟まない、ということだったのかもしれませんね。