マーティンからメール。
Yamayaに良い城のウワインがあります。
イタリア産の白 ”Orvieto”、800円と安いけれどとてもおいしいので、
メラニーのお別れパーティーにおすすめ、とのこと。
カタカナの読み書きができるマーティンが純粋にwineを表記すると、
『ウワイン』になる。『ワイン』より、オリジナルの発音に近いのでしょうね。
東京インテリアの隣のinternational shop(と外国人が呼んでいる)『やまや』に行った。
ゆっくり見ている時間がないので、若い店員さんを呼び止める。
「このイタリアワインを探してるんですけれど、どこにありますか?」
“Orvieto”と書いたメモを示す。
少しの間、商品棚を見て、お店の奥へ。
メモを手に戻ってくると、
「以前うちで買ったとかですか?」
「はい、知り合いが。800円だったと言ってましたけど」
「じゃあ、製造中止か、うちの方で輸入をやめたかですね」
残念、マーティン、なかったよ。
お礼を言って、では別なシャルドネを、と物色すると、
イタリアワインのコーナーに、ちゃんとあるではないか、“Orvieto”、800円。
あったよ、マーティン。
ありましたよ、と先ほどの店員さんに伝えた方がいいかしら?
「俺バイトだし、別に?」と思われるかな?
黙ってかごに入れてレジに向かう。
サービス業の店員さんに、プロフェッショナルじゃないな、と思うことは
しばしばあるけれど、もうみんなそれに慣れてしまった感がありませんか?
そのワインが本当に品切れだったとしても、
「同じくらいのお値段でイタリアの白ですと、これもおいしいです」
なんて、予定より少し高めのワインを薦めてくれても、絶対買うのに。
「それでも日本はこのへんだよ~」
手を高く伸ばすシェイニー。
「カナダはこのへん」顔の前のあたり。
「ヨーロッパはここでしょ」もう少し下。
日本からカナダに帰って一番がっかりするのは、店員のやる気のなさとのこと。
話が逸れましたが、”Orvieto”、『やまや』に行くことがあったら試してみてください。