アメリカ人の知り合いがアルコール・喫煙依存症患者のための施設に一ヶ月入ったとか。
「彼女、そんなにalcoholicだった?」と私。
「は?完全に、完全に、alcoholicだったでしょ!」とカナダ人同僚。
確かにワインが大好きで、出張先のホテルに着いたらまずワインだったし、
お酒を飲んで荒れていたとか、そんな話も聞いたことはあったけれど。
でもそういう人は、まあ、いるんじゃない?と言うと、
カナダにおけるアル中の基準を教えてくれる同僚。
まず、ひとりの時にまで飲むのはアル中。
お酒を飲むことはsocializationであって、ひとりで飲むものではない、とのこと。
socializationにしても、毎日とか毎週末とか、お酒を飲んでいるのもアル中。
たとえばビールのtasteが好きで飲むのはアル中ではないけれど、
飲んで酔う感覚が好きだったり、そのために飲むのもアル中。
同僚によると、カナダではPuritanの移住の影響もあってか、基本的に、
お酒を飲むこと=良くないこと、という気持ちがあるとのこと。
「それはcultureだから、日本人が靴のまま家の中に入るのは気持ち悪いでしょ、
それと同じ感じ」
少しくらい飲むのはまあ良いけれど、それでもちょっと心苦しいところもあるとか。
「じゃあ、昼間から飲むなんてあり得ない?」
「あり得ない!日本に来て、花見の時に昼間から飲んでるのを見て、so shockingだった!」
でも昼間から飲むと、楽しいですよね。(アル中?)