実家に帰るたびに、
父が渡してくれたもの。
新聞の切り抜き(日経の英語で時事問題を読むコラムや、
夫の故郷や仕事に関する記事など)、
夫にと、ビールの6缶パック、
父が定期購買しているインスタントのポタージュやお粥やお味噌汁のお裾分け、
なぜか、足裏に貼る(疲れ取りの)シート、
などなど。
時には、カタログで注文したものなのか、
「これ、どう?
お父さんのセンスはどうかな?」
と、立派な箱に入ったお皿のセットだったり、
「いいなぁと思ったから」
と、川瀬巴水の壁掛けカレンダーだったり。
新聞の切り抜きは、毎度のことなので、
「あー、はい、ありがとう」
という感じで、さほど有り難くもなさそうに受け取り、
夫へのビールは、
リュックを背負って、歩いて30分のカワチや やまや で買って来てくれていたので、
「重いものをわざわざ買ってくれなくていいよー。
ビールは自分で買えばいいから。もう買わないでね」
などと言って、受け取り。
そんな中、父にもらったこのカレンダーは、とても気に入っています。
猫がデザインされた世界の切手の、卓上カレンダー。
「あれ、かわいいよね、気に入って飾ってるよ」
と、早く言えば良かったな、と思います。