入管

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6月から、ネパール人青年がGCPで働くことになりました。

履歴書、卒業証書、現在の職場からの推薦状などを送ってもらい、
昨日、彼の在留資格認定証明の申請のために水戸の入国管理局へ。

60kmの道のりをドライブ、午後の受付開始の5分前に入管に到着すると、
小さなオフィスはアジア人でいっぱい。
受付の番号札を取ると、「現在の待ち人数」は34人。

いつも気になるのですが、「これより午後の受け付けになります」の表示や、
壁に貼られた各種申請料金の案内など、すべてが日本語表記のみ。
入管でかかる申請料は収入印紙で支払う必要がありますが、
収入印紙が買える最寄りのコンビニ」の地図の貼り紙も日本語のみ。

外国人のための入管なのに、とても違和感を感じます・・・。

さて、時間つぶしのための本も持っていなかったので、
備え付けのテレビで流れる「徹子の部屋」を眺めながら待つこと1時間半、
ようやく順番がきました。

カウンターで処理を待つ短い間、隣の窓口では片言の日本語の東南アジア系の男性に、
「だからぁ、奥さんの指紋はなんでねぇの?」と思い切りぞんざいな口調の係員。
「ええと・・・奥さん、見るだけ」
「見るだけってなに!?なんで前の指紋がないかって言ってんの」

すごく怖い。

助け舟を出したくなるところで、私の担当のとても小さな声の係員に呼ばれる。
「これで受け付けましたので今日は終了です」
「発行までどのくらいかかりますか?」

水戸ではなく東京に送られて審査されるので、「なんとも言えません」と言われるのが常ですが、
「そうですね・・・申請者は優秀な方ですから、はやいと思いますよ」とのこと。

隣の男性が気になりながらも、受付を後にしました。

入管が入っている小さなビルは桜川沿いにあります。
土手には桜並木、満開の頃には見応えがありそうです。
たくさんの外国人がいろいろな思いで見ることでしょうね。