今日のランチ・ママ

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予想通り、領収書の原本を持ってこなかった人がいたり、
会計課に提出していた旅程表とパスポートの入国スタンプの日付が違ったりで、
最後まで問題は尽きませんでしたが、なんとか100枚を超える外国人招聘書類と引き換えに
会計課から数百万の現金を受け取って、外国人参加者たちに渡すことができました。

まだまだ片付かない件が残っているものの、支払いが済んで本当にほっとしました。
始まると早いワークショップは明日が最終日ですが、なんだかもう、開放感でいっぱいです。

今年度いっぱいで本省に異動する会計課のAさん。
書類の束と一緒にお別れのささやかな贈り物を届けた時にはちょうど引継ぎの最中で、
後任者に紹介してもらいました。
「ここが一番やっかいな案件をもってくるところだから」と。

面倒な案件ばかりでお世話になりました。
最後には戦友のような気持ちも芽生えてきましたが、もう二度と会うこともないのでしょうね。

さて、今日のランチは引き続きランチ・ママの焼肉弁当、
そして夜の懇親会はWinds Gardenで、私はシーフードのリゾットを食べました。

隣にはシェイニー、向かいにはフローリアンと、なんだかいつもと同じ顔ぶれで懇親。

ひとしきり、日本の最近の殺人事件の多さや死刑制度や冤罪について(シェイニーが)話した後、
「フローリアン、昨日と今日、すごくlooks goodだね」とシェイニー。
三つ揃いのスーツを着たフローリアンは堂々として品が良く、オーストリア王子みたい。

「フローリアンってモテると思う?」と私。
「友達のアンドレアに紹介したら、『すっごくかっこいい~!!!』って興奮してたよ」とシェイニー。

すっかりリラックスして、ガールズ・トークに。

「ユカはどんな人が好き?」
「う~ん。今日の中だったら、雰囲気はヒューとトーマスかな」
え~、なんで?とシェイニー。どちらも白い口髭をたくわえた50代。
「ゆったりして、大らかで温かくて、いいなぁと思って見てたの」

シェイニーは?と聞くと、
「ジェイムス。ポールもいいかも」
どちらも感じのいい好青年。というか、20代はその2人だけ。シェイニー、単に年齢で選んでない?

「じゃぁCGERでは?結婚してる人でもいいし、誰でも好きな人を選んでいいって言ったら?」
とシェイニー。

「う~ん・・・。CGERで大らかな人って言ったら誰かしら?」
「日本人で大らかな人はいないんじゃない?」と大らかな国からやってきたシェイニー。

「じゃあ、今回のワークショップで講演した日本人で、誰の英語が一番綺麗だった?」
少し話が逸れるけれど。
「う~ん・・・」
微妙な苦笑いのシェイニーは珍しい。

「全員ダメ?」
「全員じゃないよ、たぶん・・・ひとりくらいはいたかも?
あのね、みんな、英語の文章の質はものすごく高いの。でも発音が違う。
私は日本人の英語に慣れてるから聞き取れるけど、たぶんネイティブは
意味がわからないところが多かったと思うよ」

ところで明日の午後はexcursionなのですが、
私は年度内に片付けるワークショップの残務があるのでお留守番、
ネパール人ボスとシェイニー、そして研究者Yさんが、外国人参加者を
西光寺と笠間の陶芸の森、そして稲荷神社にご案内する予定でした。

が、私は最初から気になっていました。
最初に笠間を提案した研究者Yさんだけれど、最後にはいつものようにドタキャンするのではないかしら、と。

案の定、今日の夕方になって、忙しいのでとキャンセル。
そして主催者であるネパール人ボスも、子供が風邪を引いているので行かないと言い出して、
ホスト側からは不参加、助っ人のシェイニーがひとりで引率、ということになるようです。

無責任すぎるよね、と的確な日本語を使うシェイニー。本当にそう思います。