ボートとヨットとフェリーとシップ

スーツ姿のSさんが挨拶に寄ってくれました。
スポーツマンでソフトなSさんは今日付で環境研を卒業、明日から北大の先生です。

東京育ちのSさん夫妻が初めて住む北の地。
「冬の生活がどんなふうになるのか、想像つかないんですよね」

北海道庁から出向してきている独身のNさんが
「こっちで育った女の人を、悪くて北海道には連れて帰れないよ。だって毎朝仕事に行く前に雪かきするんだよ」
と言っていたことは黙っておきました。

それはさておき、「北海道には2年前に行ったよ。ボートで行ったの」とシェイニー。
「・・・どうやって?」とSさん。
「大洗から」とシェイニー。

北海道目指して大海原にボートを漕ぎ出すシェイニーが目に浮かんでしまったけれど、
「日本語ではフェリーね。ボートって言うと小さい舟のイメージなの」と言うと、
「本当!?ferryは遠くに行くものじゃないよ。2~3時間でぐるっと回って帰ってくるような船」とのこと。

「じゃぁ、shipは?」と私。
「shipは大きいのから小さいのまでいろいろだけど、shipもferryもboatのひとつなの。
水に浮かんでるものの総称がboatなの」

「じゃぁ、ヨットはどう?」と今度はシェイニーが。
「ヨットは帆がある舟、かな」
「え~、本当!?帆が無くてもyachtだよ~。
yachtって言うと、リッチな人のものすごく大きな船って感じなの。なんて言うか・・・」
「fancyなの?」
「そう!yachtはfancyなboat

さて、海に浮かぶもの英単語を習得したSさんが去ったあと、彼キュートだよねぇ、とシェイニー。
彼女の一番のお気に入りでした。