母の作文

朝から本降りで、窓の外は真っ白。

「朝から雨だけど膝は大丈夫?」
と母にメールをすると、

「14階からの眺めはいかが?」に続いて、
雨が降るといつも、中学生の時に(母が)書いた修学旅行の作文を思い出す、と母。

修学旅行は日光だったそうですが、雨で、
中禅寺湖に近い旅館の二階からみた雨のこと、雨脚が長くてびっくりしたことを、
作文に書いたのだとか。

「当時は二階建ては珍しかったからびっくりしたのかなー。
稚拙な作文で」と母。

修学旅行はお米持参でしたよ、などともあって、

60年前の中学生が、お米をカバンに入れて楽しみにしていた修学旅行に出かけ、
旅館の二階から雨脚を追って下を覗く姿を想像したりした朝でした。

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