黄色いものを食べる日

金曜日の夕方、
「ユカさん、明日横浜にいる?」と中国人Jちゃん。

いる予定よ、と答えると、

「じゃあ、中華街に行った方がいい。明日は特別ものを食べる日だから」。

何の日なの?中国のお祭り?と聞くと、
「うーん、日本にはないから説明が難しい」

でもどうやら簡単に言うと、季節のお祭りでもあるし、
ある詩人を記念した日でもあるのだとか。

「黄色いものを5つ食べるの。日本では見ないけど、
この時期、中国ではスーパーに行くとセットになって売ってる。
お米で具を巻いて、蒸したものとか」

詩人が黄色と関係があるの?と聞くと、
「ないよー!」と笑うJちゃん。

どうして黄色なのかはわからないままですが、

黄色ならば何でも良いわけではなく、
5種類の決まったものがあるそうです。

「でもそれが食べられなければ、卵の黄身を食べるの。朝食に」

伝統っておもしろいですね。
それに、外国に住むと母国の風物詩が恋しいでしょうね。

中華街には行かなかったのですが、朝食にバナナとマンゴープリンと、
まだ黄色さの残るさくらんぼを食べました。