成田山横浜別院

だいぶ腰痛も治まってきた今年最初の土曜日、
近所の成田山横浜別院・延命院に初詣に行きました。
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全国に8つある成田山新勝寺成田市)の別院で、関東36不動の第3番のお寺です。

…ということは後で知ったので、お不動さまを見つけることなく、
本堂でお参りをして甘酒を飲んで、帰ってきてしまいました。

不動明王は炎を背負った荒々しい姿をしていますが、
「一切の人々を救うまではここを動かじ」と決意する様なのだそうです。

それであんなにめらめらと燃えた炎を背負っているのか、なんて頼もしいんだろう…
と思っていたら、

人間界と仏界を隔てる天界の「火生三昧」(かしょうざんまい)の世界に属する神様で、
人間界の煩悩や欲望が天界に波及しないようそこで烈火で焼き尽くすのだとか。

私の煩悩が空に飛んでいっては、お不動さまが鬼の形相で焼き続ける姿を
想像してしまいます。

さて、この寺院は横浜開港の頃に建てられましたが、敷地を寄付したのは
実業家で占いでも「易聖」と呼ばれた高島嘉右衛門とのこと。

母が暮れから高木彬光の「『横浜』をつくった男」という本を読んでいて、
「『高島駅』も高島暦の高島嘉右衛門さんにちなんでいるそうよ」などと教えてくれるのですが、
「その高島さんだ!」とつながりました。