子供の頃に両親が買ってくれたクリスマスツリーを飾りました。
30年以上も前の小さなツリーですが、年に一度、箱から出して飾り付けをする時の
わくわくした気持ちを思い出します。
今日は、同僚のルーマニア人Lがオフィスにチョコレートを持ってきてくれました。
「普通、サンタクロースはSt. Nicholas(セイント・ニコラス)のことだけれど、
ルーマニアではサンタが2人いることになっているの。
St. Nicholasとサンタクロースは別な人と思われている」
サンタロースはクリスマスにおもちゃや洋服をプレゼントしてくれますが、
St. Nicholasは12月6日にお菓子を届けてくれるそうです。
「だから、今日はチョコレートを持ってきました」とスウィートなL。
「何歳くらいまで、サンタのこと信じてた?」と私。
「う~ん、小学校2年生くらい」とL。
「子供の頃、枕元に靴下を置いておいたけれど、ルーマニアでは?」と聞くと、
「あぁ、自分のブーツを置く」とL。
「ブーツ?普段履いてるブーツ?」
「そう、だからその日は子供たちは熱心にブーツを掃除する」
サンタクロースはツリーの下にプレゼントを置いてくれますが、
ルーマニアのSt. Nicholasは窓辺のブーツにお菓子を入れてくれるそうです。