アユタヤの大吉

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日曜日、仕事は午後12時からと決めて、早起きしてアユタヤに観光に出かけました。

初めに訪れたWat Yai Chai Mongkon(寺院)で、みようみまねで長いお線香とお花を供え、
金箔を仏像に貼った後、
「fortune引こうよ!」とアメリカ人ジュリアン(男性)。

お正月に大吉を引いたばかりなので、しばらく大吉のままでいたいな。

「でもタイ語で書いてあってわからないんじゃない?」と言うと、
「大丈夫、英語もあるよ」とジュリアン。

タイの人たちを倣って、正座をし、お箸がびっしり詰まったお箸立てのような筒を
祈祷師のように振り続けると、一本のお箸(のようなおみくじの棒)がぴょんと飛び出て、
「17」と書いてあります。

それぞれの番号の書かれた紙を手に、
「どれどれ?」と頭を合わせて見せ合う6人。

「lifeはdifficultiesに満ちていて、舵取りのいない船に乗っているようです」
は、ネパール人同僚Aと日本人同僚Y。

「decisionを急ぐのはやめなさい」は、メキシコ人女性のパティ。

ジュリアンには、「angryを慎みなさい」。
「なんだよ!こんなおみくじよこすなんて、angryだぞ!」と怒ってみせる陽気なジュリアン。

「で、ユカのは?」
みんなで覗き込み、私が英文をのろのろと追っているうちに、「ワーオ!」と歓声が上がる。

なに、なに?

「すごいよ!」と、初めから音読してくれるジュリアン。
Your mate will make a good matchで、happy lifeがずっと続くのだとか。

「mateって、恋人のこと?」
真剣な面持ちで尋ねるYと私。

「うん、普通はそうだね。たとえば女の人なら、ボーイフレンドとか夫のことだよ。
結婚してたり特定の人とデートしてたりする?」とジュリアン。
「ううん」
「じゃあこれからすごくぴったりの人に出会って、生涯幸せなんだよ」

「本当!?」
さあね、と思ったでしょうけれど、「本当だよ!」と請け負ってくれる優しいジュリアン(既婚者)。

タイの大吉のようなこのおみくじによると、
向かうところ敵なしのハッピー・ライフが送れるらしいのです。

大切にします。

(ネパール人同僚Aは、「さっきのはやり方を間違えていた」と2度目に挑戦し、もう一度同じ番号を引いていました)


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Fortune slip No.17

Success in anything.
Just like sitting on a splendid boat rowed by followers,
soon after gets in desired destination trustfully.
Your mate will make a good match.
Fortune favors your good luck and prosperity for long happy life.
Patient perfectly gains recovery.
Win victories over opponent.
Journey is safe and sound.
Wishes will be fulfilled.
Overall, this one is excellent.