翻訳者の間で、研究社の新和英大辞典は"Green Goddess"と呼ばれているそうです。
緑色の表紙の、ずっしりと重いGreen Goddessを手に入れてご機嫌なシェイニー。
「そうだ、昨日エリが言ってた言葉を引いてみよう!『ちゃちい』」
「『ちゃちい』は俗語だからないと思うけど、『ちゃち』はあるかもね?」
「ほんとだ・・・なるほど。じゃあ『へぼい』は?」
・・・。
「何の話題で出てきたの?」
昨日、Amazonからハリー・ポッターの最新作が届いて、それを見たエリがね、と説明を始めるシェイニー。
エリ「英語版はいいね。日本語版の表紙はちゃちいよ」
シェイニー「ちゃちいって?」
エリ「う~ん・・・へぼいってこと」
シェイニー「へぼいって?」
エリ「う~ん、みすぼらしい」
シェイニー「ミソボラシイ?」
エリ「貧相なこと」
シェイニー「ちょっと!言葉を説明する時は簡単な言葉に言い換えてよ!」
というやりとりがあったそうで、
「へぼいとか、みそぼらしいとか、ひんそうとか!
もっと簡単に、『安っぽい』って言えばいいでしょう!?」とシェイニー。
さて、Green Goddessの『へぼ』の欄には、『へぼ将棋』『へぼ絵描き』などの例に続き、
『へぼナス』なる言葉まで。
日本人でもあまり出くわさない表現ですが、
「すごい!I love this dictionary!! この辞書と結婚したい!」とシェイニー。
シェイニーが誰かと結婚したいなんて、初めて聞きました。