おやきとシードルと魔女宅

義父は楽しいことが大好きな人で、
去年、定年退職するなり船舶の免許を取って、お仲間と船を買って、
新潟の海に出ては釣りを楽しむ日々を過ごしている様子。

「朝3時に釣りに出かけて、5時に帰ってきて町内の仕事をして、
朝ごはんを食べてまた釣りに出かけて行くの」
と義母。

つくばに1泊だけして、また280kmの道のりを帰っていく義父に、

「運転、苦ではないですか?」
と聞くと、

「え、ぜんぜん」
と笑顔でした。

私たちがいつかの父の日に贈ったハンチング帽をかぶった義父と、
いつかの誕生日に贈ったバッグをさげた義母。

四駆の車でパワフルに去っていくふたりを見送りながら、

「私たちが老夫婦で、向こうがお盆に帰省してくれた若夫婦みたいね」
と、おかしくなる私たち。

夕方はお土産のおやきを食べながら、
義両親の作ったりんごのシードルを飲みながら、
借りてきた「魔女の宅急便」を観ました。

イメージ 1