極楽浄土はこんなところ?

金沢山を下りると、目の前には彼岸花の咲くのどかな風景が広がります。
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そして、その先の称名寺へ。

仁王門をくぐると、
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なんとも美しい浄土式庭園が。
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阿字池を東西に分かつように朱色の反橋が架かり、金堂に続いています。

浄土式庭園とは、浄土曼荼羅に基づいて配置された庭園のことで、
平安時代末期に盛んにつくられたそうですが、関東では珍しいものだとか。
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極楽浄土の世界を再現しているとのことですが、
極楽浄土はこんなところでしょうか。

美しく整った様子に、なんだか気持ちが穏やかに落ち着いてきます。
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敷地内の金沢文庫で「ほとけのずかん」展を見学。

金沢文庫は文学好きだった北条実時が鎌倉中期につくった武家の書庫で、
その後、金沢北条氏3代に渡り和漢の貴重書が収集されたそうです。

(現在の金沢文庫は国宝を含む美術工芸品や古文書などの博物館で、
現代的な建物です)