日本に住む理由

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翻訳業務をしているB(アメリカ人青年)。
四国に4年間住んだのち、8月につくばに引っ越してきました。

とても自然な日本語を話します。

「昨日鯖が安かったから」

自分で作るというお弁当は、玄米ご飯の真ん中に梅干、鯖の味噌煮ならぬ、味噌ソテー。
お箸を使うのももちろん完璧。

「何百回も聞かれてうんざりかもしれないけれど、どうやって日本語を勉強したの?」
「高校の時に京都の高校に1年留学したんだ」
「その時ぺらぺらになったの?」

それに、それで時々、「そうやろ?」とか言うのね。

「まあ、それでだいたい基礎ができたかな。大学の時も同志社大学で1年勉強した」

随分日本贔屓なのだろうな、と思いつつ、
「どうして日本の高校を選んだの?」と聞くと、

「別に日本に来たかったわけじゃなくて、どこでも良かったんだけど、たまたま」

あら。

「日本に興味があったわけじゃないのね?」
「興味はなかった。なんとなく巻き込まれてる感じ。
今も日本が特に好きなわけじゃない。いいところもあるけど、悪いところもあるし」

好きではないと言われるとまあがっかりしますが、一般的なアメリカ人青年にしてみたら、
正直な発言なのかもしれませんね。

じゃぁ、どうして日本にいるの?という質問に、
「お金を稼ぐため。お金を稼いでアメリカに帰りたい」

新鮮でした。