スクーター出勤

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バリで驚いたことのひとつは、スクーターの多さ。
バリ人の足はスクーターらしい。

フトゥールさんの車に乗って、タナ・ロット寺院からの帰り道、
通りには仕事を終えた人たちの乗るスクーターがわらわらと沸いてくる。
一人乗り、二人乗り、
中には、運転するお父さんの前と後ろに子供、最後にお母さんという、
一家まるごと乗せて飛んでいくスクーターまで。

のんびりした海の町の暮らし。
4時や5時に仕事を終えて、まだまだ明るい陽射しの下、スクーターにまたがって家に帰る。
それぞれに家族や友人が待っていたり、仕事の後のビールが楽しみだったりするんだろうな。

先進国と比べたら、経済的にリッチではないけれど、
人の生活として、これで十分なのではないかな、と思う。

バリの人は気さくで親切ですね、と言うと、
僕たちはすごくカルマを信じてるんだよ、とフトゥールさん。

「いいことをすると、見返りを期待しなくても大丈夫、必ずあとで何かしら戻ってくる、
というのがカルマなんだ。だから人には親切に、笑顔でいるんだよ。
バリは貧しいけれど、笑顔はただだしね!わははは!」