デイビッドさん

楽しげなバーの通りを抜けて、小腹も空いて、
プールサイドでフィッシュアンドチップスを食べました。

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近くの席に、ハイジのおじいさんのような、白いあご髭たっぷりの大きな男性いたのですが、

私が飲み物を取りに席を外している間に、
私のポテトを狙っている鳥を追い払ってくれていました。

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やっぱりこの鳥、ibis、トキだそうです。

「日本人ですか?」
と、大らかな笑顔のハイジのおじいさん。

スズキに勤めていたとかで、明るく話好きな方で、
しばらくお話しするうちに、

「まだ待ち合わせまで時間があるから」
と、観光案内をしながらビクトリア橋まで送ってくれることになりました。

毎日、橋を渡ってサウスバンクをウォーキングするとかで、

「これを見て。日本との親善の碑だよ」
とか、

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「このエリアは1988年のエキスポの跡地なんだよ」
とか、

「あの橋はどうしてあの色なのかわからないけど」
と前置きしながら、

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「他ではピンクのライトアップが多いのは、
昨日までのお祭りのテーマカラーがピンクだからだよ。
確か、ブーゲンビリアの色のイメージなんじゃないかな」

とか。

確かにあちこち、ピンク(紫?)です。
市役所も。

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ブリスベンも過去に大洪水があったけど、日本は台風が多くて大変だったね。

この間、大阪の空港が閉鎖された時は、船が橋に当たって橋が壊れて、
こんな風にずれたでしょう?
あれはニュースで見て、びっくりしたよ」

とデイビッドさん。

橋まで送ってくれて、

「じゃあ、あと2日、ブリスベンを楽しんでね!
そして日本まで気をつけて帰ってね」

と、盛大にハグをして、

「あぁ、そうだ、明日はクイーンズバースデーの祝日だから、
バスや電車に乗るなら祝日のダイヤだから気をつけてね」

と言って、大きく手を振って、来た道を引き返して行きました。

デイビッドさん、71歳とのこと。
ブリスベン風のおもてなしかな、ありがとう。

ベッドから出てお出かけして良かった。

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