Mとの再会

「6月18日からEと東京ディズニーに行くのだけど、そのあたりで会える?」

と、元同僚アメリカ人Mからfacebookにメッセージをもらったのは3月のこと。

Mに会えるの?Eくん(Mの孫)にも会えるの!?
信じられない気持ちでどきどきして過ごしましたが、昨日やっと、
10年ぶりに来日したMとEくんを、羽田空港で出迎えました。

嬉し過ぎて、到着ロビーにMの姿を見つけたら、もう涙が。

70歳になるMは、相変らず優しくて、アクティブで、美しくて、
シンプルなノースリーブのワンピースに、Eくんとお揃いのApple watchをして、
綺麗なオレンジ色のマニキュアと、サンダルの足にはお花の模様のついた水色のペディキュアを。

Eくんが先月高校を卒業したので、おばあちゃんから孫へのお祝いの二人旅とのこと。

秋から大学に進学し、卒業したらディズニーで働きたいというEくんのリクエストで、
上海ディズニーに1週間、東京ディズニーに1週間の旅をしているそうです。

さすが、素敵なおばあちゃんのM。

ですが、ふたりはおばあちゃんと孫というよりも、良い旅の仲間という雰囲気で、
そこもさすがに、頼もしいM。

さて、空港に集まったのは、
こちらも相変わらず(または、さらに)エネルギーに溢れたカナダ人Sと、
T子さん&1歳半の女の子Aちゃん(日本人とフランス人のハーフ)、
Cちゃんご夫妻&2歳のLくんと生まれたばかりの赤ちゃん(日本人とアルゼンチンのハーフ)。
久しぶりに集合したメンバーで、多国籍で、本当に懐かしい雰囲気。

空港のオープンスペースで吉野家の牛丼を食べながら(「カリフォルニアにも吉野家があるのよ、
同じ味だわ」とM)、
賑やかにおしゃべりをしました。

メキシコで会議をした時に、
「会議の後、カリフォルニアの娘の家に10日くらい泊まろうと思うの。ユカも一緒に泊まらない?」
とMが誘ってくれて、お言葉に甘えてお嬢さんのお宅に滞在させていただいたのが10年前。

その時は小学一年生のシャイな美少年だったEくんが、
180cmくらいの立派な好青年になっていて、
「一緒に折り紙したの覚えてる?」と聞きたかったけれど、なんだか聞けなかったな。

空港で出迎えた時に、「私のこと、覚えてる?」と聞いたら、「はい」と笑ってハグしてくれました。

カリフォルニアのEくんの家では、夕方になるとEくんのママがお庭の灯篭に火を灯して歩いて、
パパが夕方5時半過ぎに会社から帰ってくると、
みんな水着に着替えて、庭のプールで遊んだり、ジャグジーでおしゃべりしたり。

Eくんの3つほど年下の妹Cちゃんもまさに天使のようにかわいくて、
Eくん一家は、アメリカの幸せなファミリーそのものでした。

「あのプールは今も使っている?」
と聞くと、

「Eたちは引っ越したの。新しい家にもプールと灯篭があるわよ」
とM。

きっとまた、素敵なお庭でしょうね。

空港でのおしゃべりの後、舞浜のホテルまで見送ったのですが、
舞浜駅でホテルのシャトルバスの乗り場を探す間にも(看板がなくてバス乗り場は本当に不親切!)、
バスから降りてきたお年寄りにすかさず、「Oh, are you ok?」と手を差し伸べたり、
変わらずフェアで優しいM。

嬉しくて幸せで、そして、自分の日々のスケールの小ささも再認識。

あまり雨に降られずに、日本を楽しんでくれますように。

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お土産にチョコをいただきました。